スポーツブラ究極ガイド
衝撃レベル別の選び方、体型に合わせたコツ、お手入れでハードなトレーニングにも対応。
目次
サポートレベルと素材テクノロジー
運動の種類に合わせて適切なサポートと素材を選びましょう。
低衝撃(ウォーキング・ヨガ)
軽いコンプレッションとシームレス素材、伸縮性の高いレーサーバックで自由に動けます。
中衝撃(サイクリング・ダンス)
カプセル化とコンプレッションを組み合わせたハイブリッド構造で、調整可能なストラップ付きが主流です。
高衝撃(ランニング・HIIT)
構造化されたカプセルカップと強いバンド、幅広のパッドストラップで揺れを抑えます。
フィットを細部まで整える
次のチェックでスポーツブラが衝撃に備えられているか確認しましょう。
- 背中側でバンドを引いてみて、2cm(指2本)以上動かないか確認します。
- その場でジャンプし、カップが胸をしっかり包み込んだまま潰れないことを確かめます。
- 前かがみになってスコープ&スウープを行い、すべての組織をカップ内に収めます。
- 最後にストラップを調整し、肩に負荷を集中させず安定させます。
体型別アドバイス
フルバスト/重量のある胸
荷重分散と安定性を優先しましょう。
- パワーメッシュウイングを備えたマルチホックバンドを選びます。
- サイドサポート付きのカプセルカップを探しましょう。
- 幅広でパッド入り、またはレーサーバッククリップで重さを分散します。
浅い胸・左右差のある胸
隙間をつくらず中央に組織を寄せましょう。
- 取り外しパッド付きのモールドまたはスペーサーカップを試します。
- 軽いコンプレッションとカプセルを両立するハイブリッドブラを活用します。
- ストラップの高さを調整して左右差のバランスを整えます。
敏感肌・擦れが気になる場合
快適性を優先しながらサポート力も確保します。
- シームレス内側や接着シームなど肌当たりの良い仕上げを選びます。
- 吸湿速乾ライニングで摩擦と汗ムレを軽減します。
- シリコンなしのゴムや起毛アンダーバンドで刺激を減らします。
産後・サイズ変動が大きい場合
サイズ変化に合わせて柔軟に対応しましょう。
- 前調整できるストラップと多段ホックで使用期間を延ばします。
- ストレッチパネルが容量の変化にフィットします。
- 取り外しパッドを残しておき、カバー度を自由に調整します。
お手入れチェックリスト
パフォーマンス素材を長持ちさせるためのケア手順です。
洗濯
- 冷水のデリケートコースまたは手洗いでやさしく洗います。
- スポーツウェア対応のやさしい洗剤を使用します。
- ホックを留めて洗濯ネットに入れ、引っかかりを防ぎます。
乾燥
- タオルで水分を押し出し、決してねじり絞りません。
- 熱源を避けて平干しします。
- 湿っているうちにカップの形を整えて構造を保ちます。
リフレッシュ
- 少なくとも3枚をローテーションし、ゴムの疲労を防ぎます。
- 定期的にトレーニングする場合は6〜12か月で買い替えます。
- シーズンごとにバンド・ストラップ・ホックの摩耗をチェックします。
スポーツブラQ&A
スポーツブラは何枚持っておくべきですか?
最低でも3枚を用意し、1枚使用・1枚乾燥・1枚洗濯済みのローテーションでゴムの回復力を保ちましょう。
高衝撃ブラを洗濯機で洗っても大丈夫ですか?
はい。洗濯ネットに入れ、冷水と弱めの脱水を選び、平干しして繊維を元に戻しましょう。
サイズがバンドの境目にあるときはどうすればいいですか?
タイトなバンドにシスターサイズのカップを足して試し、ストラップを調整しつつ呼吸のしやすさを確認してください。
低衝撃の運動でもスポーツブラは必要ですか?
軽いサポートでも胸を中央に保ち、快適性を高め、クーパー靭帯の伸びを防ぎます。